こちらの記事を拝見した。
- 「その機能、本当に要る?」CMSBlueMonkeyの顧客ドリブンな開発秘話(前編)|Blue Monkey(ブルーモンキー)
https://bluemonkey.jp/media/co... - 「制作のエゴより更新者の利便性」CMSBlueMonkeyの顧客ドリブンな開発秘話(後編)|Blue Monkey(ブルーモンキー)
https://bluemonkey.jp/media/co...
書かれてる通りで、その機能必要?っていうのは往々にしてある。
運用してるからこそ出てくる要望とかもあるわけだし、かといってカスタマイズすることが正しいのか?って言うとそうじゃ無いこともあるしなぁ、、、と。
BlueMonkey は少しだけ触ったことはあるので、確かに必要な機能に絞っているのだろうというところはなんとなくわかった。
この辺は難しいところだなぁとは思うのだけど、しっかり割り切ってるところは方針としてぶれてないなー。
CMS というと何ができるのが CMS なのか?というそれぞれの思想が反映されてくると思う。
そもそも CMS とは?みたいな話でもあるのかもしれないけど。
Movable Type が 6 から 7 に変わった流れがブログベース、Webページを作成・管理するところからコンテンツを管理するというところに立ち位置を変えたような話で。ページ管理からコンテンツの管理へ、と。
CMS で管理したいと思っているのが Webサイトなのかどうか?というところは判断基準の一つかもしれない。
ページを作りやすくするという視点であれば、見た目などをいじりやすい感じがいいだろうし。
コンテンツの再利用性を考えるとそういうデータを起点とした管理になるんだろうなぁと。
見たまま編集かそうじゃないか?みたいなのも考え方が反映されてるところになるような気はする。
Salesforce の CMS もページは管理しつつ、そこに組み合わせる形でのユーザーの情報を絡めていくんだろうなぁと。
結局どういうことがやりたいのか?
コンテンツで管理しておけば色々できるけど、そこまで求めていない場合にはオーバースペックになるだろうし、みたいな話で。
カット野菜を用意しておくか、カットする前の野菜を用意しておくか、みたいな感じかなぁ。思いつきレベルでなんか違いそう。
Web サイトを作りたいという話があったとしても CMS に何かしらデザインあててそれでOKなのか、ありもののサイトに必要なデータを入れればOKなのか。
ペライチ的なサービスがフィットしてるのか、デザインもゼロから検討していきたいのか、ビジネスまで含めてあーだこーだあるのか、とか。
理想はそれぞれありそうだけど、現実もあったりで、それらに合わせる感じの提案なり、マッチングがあればいいんだろうなぁ。
コンテンツを管理しつつもそれを使いやすくするような方向によっていくのがいいのかどうなのか。
ページ管理のようなのを目指して行ってしまうとそこは期待したものとのズレが発生するかもしれないし、その逆にデータレベルでの管理をしたとしてもズレはありえる。
いくつか用意してあるデザインに当てはめる形で用意しても、それを期待していない場合もあるだろうし、それで十分という場合もあるだろうし。
Craft CMS がその辺のいい感じの落とし所を提供してくれているような気もしつつ、ページを作るツールって言う意味だとまぁちょっと違うところもあるんだろうなぁ。
いい CMS だと思って触ってるけど、まだまだ自分のなかですごくストンと落ちるような、良さを表す言葉が見つからないのもそういうのが関係してるのかなー。
色々難しいところはあるような気がしつつ、ページ管理だけで終わらせたく無いなというのはなんとなくな個人的な思い。
いやいや、お客さんがそんなの望んで無いよ、と言えばそれまでの話。