Craft CMS 操作マニュアル:ユーティリティ機能
このエントリは Craft CMS Advent Calendar 2021 23日目のエントリーです。
ユーティリティメニューについて。
ユーティリティーメニュー全体
ユーティリティのメニューとして、以下のようなものがある。
- アップデート
- システム情報
- プロジェクト構成
- PHP情報
- システムメッセージ
- アセットインデックス
- キューマネージャー
- キャッシュ
- 非推奨警告
- データベースのバックアップ
- 検索と置換
- マイグレーション
これらはユーザー、ユーザーグループごとに細かく権限が制御できるので、見れるものは権限次第となる。
アップデート
管理画面からアップデートの状況を確認できる。
設定によっては本番環境でのアップデート等ができないようになっている場合もあるので、そこは設定次第。
管理画面でやるよりは、コマンドでやる方が早い。
システム情報
システム情報では「アプリケーション情報」インストールしている「プラグイン」「モジュール」、『エイリアス」やサーバーの要件を満たしているかどうかを確認できる。
プロジェクト構成
プロジェクト構成は、 Project Config の機能になる。
CMS内の設定内容がファイルとして出力できたり、編集した設定ファイルを適用する事で、CMSに反映する事ができる。
「プロジェクト構成」で Craft CMS 環境のシステム設定を同期する | BUN:Log
https://bunlog.dreamseeker.dev...
PHP情報
サーバーのPHPの情報が確認できる。
システムメッセージ
CMSから送信されるメッセージを確認、編集できる。
編集画面。
アセットインデックス
登録されているアセットの情報を更新する。
アセットのボリュームとして指定しているディレクトリにあらかじめアセットファイルをアップロードしておくことで、アセットとして取り込むこともできる。
キューマネージャ
キャッシュのクリアとか、定期処理のものが表示される。
これは、 Blitz の cache warmer の内容例。
キャッシュ
キャッシュをクリアしたり、キャッシュを無効にできる。
非推奨警告
テンプレートの書き方などで非推奨の書き方がされている場合などに、ログとして表示される。
データベースのバックアップ
管理画面からデータベースのバックアップを取得することができる。
これもコマンドから実行することができるので、コマンドから実行できるのであればそちらの方がいいかもしれない。
検索と置換
コンテンツを検索して置換することができる。
検索語と置き換えるテキストを入力して実行する。
編集前。
編集後。
一覧をみてもタイトルは変わっていないのだが、詳細ページを見てみる。
タイトルが未保存の状態になっている。
リビジョンを確認してみる。
一時的に保存されているので、いきなり公開されてしまうと言うことがないのはいいとはいえ、、、
これは機能的には使いこなすのはむずかしいかもしれない。
マイグレーション
そのプロジェクト専用のコンテンツマイグレーションを用意した場合に、ここから実行できる。
使う機会は少ないと思われる。
マイグレーション | Craft CMS ドキュメント | 3.x
https://craftcms.com/docs/3.x/...